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七つの顔を持つ男-寺谷一紀オフィシャルウェブサイト

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文筆家


ペンの力で関西を元気にしています

平成14年、初めてのエッセイとなる「ぼくがナニワのアナウンサー」を西日本出版社から発表しました。NHK時代の裏話から東京一極集中への怒りまで、これまでの体験などを赤裸々に綴ったこの著書は、業界関係者のみならず、老若男女多くの読者を得て話題となりました。NHK大阪放送局の中の書店にも平積みされて読まれたようですが、内容があまりに刺激的だったためか、三日で“撤去"されたそうです(笑)。その後も、雑誌や地域情報紙などに様々な原稿を執筆。産経新聞の夕刊に連載した「寺谷一紀が東京をけったワケ」という連載は、内外から大変な好評をいただきました。

主な文筆活動

寺谷一紀の医療どぉーナル-身近な疑問を探ります-

ぼくがナニワのアナウンサー

著者名:寺谷一紀・大阪府保険医協会・大阪府歯科保険医協会
出版社名:旬報社
税込価格:1,050円
医療の「なぜ」「どうして」に、寺谷一紀が鋭く迫ります。
全国の書店でお買い求めください。

ぼくがナニワのアナウンサー

ぼくがナニワのアナウンサー

著者名:寺谷 一紀  
出版社名:西日本出版社
税込価格:1,365円

寺谷一紀が東京を蹴ったワケ

平成18年の夏から、産経新聞の関西版の夕刊に、毎週一回のペースで連載してきました。そして、平成19年の11月からは、「サンケイ・エクスプレス」の紙面にも転載されて、首都圏など全国の皆さんにも読んでいただけるようになりました。おかげさまで、著名な作家の先生やマスコミ業界の関係者などからも、驚きとともに高い評価をいただき、二年余にわたり、およそ100回で校了となりました。

月刊誌「ニューライフ」

全国の銀行ロビーなどに配布されている月刊誌「ニューライフ」(発行20万部)に連載がスタートしました。
ニュースロータリーという巻頭のコーナーに、時事エッセイを執筆しています。
平成23年3月号から掲載されていますので、ぜひご一読ください。

ウエブエッセイ(このサイトに来ていただいた方だけのための書き下ろし。随時更新します)

「不思議がいっぱい海南島」(2008.2.13)
先日、取材で中国最南端の海南島を訪れました。広さは日本の九州くらい。緯度はハワイとほぼ同じで、亜熱帯から熱帯気候に属する常夏のリゾートです。日本でも、最近ようやく注目され始めていますが、まだまだガイドブックの記載も少なく、知名度は高くありません。しかし、まさに穴場的な魅力に満ち溢れています。
日本からのアクセスは、関空からの直行便。週2往復を海南航空が運航しているのですが、季節によって飛んだり飛ばなかったりという、何とも気まぐれなダイヤです。それでもなぜか機体は新しく、ボーイング737の最新型が使われています。私が利用したときは半分以上空席があり、3列シートを1人で占領といった状態でした。
玄関口の海口国際空港は、施設内に銀行も無いというひなびた雰囲気で、人も少なく、中国らしさはありません。
そして、島全体がそうなのですが、ものすごく近代的なものと、そうでないものが混在しています。
海口の市街地は、高層ビルが林立する中に、いきなりヤシの実や熱帯のフルーツを山盛りにして売っている露店があったりします。島を縦断する高速道路は、4車線のとても立派なものですが、そこを水牛がのんびり歩いていたりします。市街地のアパートにはケーブルテレビが普及して、CNNやBBCなど世界の放送がリアルタイムで見られる一方で、山間部の農村には、いまだに電気の来ていない所もあります。
シェラトンやメリディアンといった欧米の五つ星ホテルが続々と進出し、日本のリゾート地よりはるかに国際的で高級感はあるのですが、英語があまり通じないのには驚きました。シェラトンなど、世界中に展開しているホテルブランドで、私の経験でも、ベトナムのホーチミンやエジプトのアレキサンドリアといった、およそ英語圏ではない場所でも、レストランやショップなどで普通に英語が通じました。ところがここは勝手が違います。通訳さんがいない時は、それこそ大阪弁と身振り手振りのあわせ技でコミュニケーションなのです。まあこれがけっこう理解してもらえるから面白い。大阪弁は勢いがありますから、サバイバルには強い言葉です。
しかし何と言ってもきわめつけは、「温泉小魚」と呼ばれるフィッシュセラピーです。40度前後の温泉に生息する金魚ほどの黒い小魚が、手足の角質(皮膚の古くなった部分)をつついて食べてくれるというもので、温泉プールに入ると、温泉小魚の大群が押し寄せてきて、黒山のように体にたかります。そして、いっせいについばみはじめるのです。初めはくすぐったいようなこそばいような感覚ですが、5分もすると慣れてきて気持ちよくなります。1時間もつかれば、プールを出る頃にはお肌もツルツルというわけです。
熱帯動物園なる施設には、世界でもここだけという、ライオンとトラの間に生まれた珍獣「ライガー」がいます。
ライオンとタイガーでライガー。そのまんまやないか、と思わず突っ込んでしまいました。
中国全土で汚染が広がっている鳥インフルエンザも、なぜか海南島にはありません(2008年2月現在)。
島の南部には、ハワイ並みの美しいビーチが点在し、何を食べても美味しいというのもうれしい限りです。
日本からの観光客は、大半が関西の人だそうで、このあたり、名より実をとる関西的な発想からでしょうか。つまり、ハワイや沖縄といったブランドにこだわらず、安くて良いものに敏感なのです。
これからが楽しみな海南島。しかし、あまり人が増えすぎて、のんびりした魅力が失われないことを祈ります。
私が何よりも嫌いな「人ごみ、渋滞、行列」と、いつまでも無縁であってほしいものです。

「アルファ、ついにダウン!?」(2007.10.1)
私のクルマ道楽はつとに有名ですが、クルマが好き=クルマを大切にする、ではないのです。私のところには、いま三台の欧州車がいますが、どれも雨ざらしのホコリまみれ。自分で手洗いなんてしません。たまに気が向いたら、ガソリンスタンドでお願いする程度。それでも、いざステアリングを握ると、クルマの一挙手一投足に神経をとぎすませます。エンジンの音、シャシーの動き、ボディやタイヤの状態など、自分の身体の一部のように感じて乗っています。そしてもちろん、三台を平等に乗れれば一番良いのですが… 末っ子のアルファ147をしばらく放ったらかしにしていたら、ついにダウンして動かなくなってしまいました。多分、電気系統だと思うのですが、なんだか悲しい。
ゴメンよアルファ、早く治してあげるからね!!
ということで、罪ほろぼしにアルファのことほめておきます。イタリアの名車だけあって、とにかくデザインが美しい。どこからみてもセクシーなのです。そして、まるでゴーカートのような機敏な操縦性。官能的なサウンドを響かせるツインスパークのDOHCエンジンを、マニュアル感覚のセレスピードで高回転まで引っ張りながら、カーブの連続する山道などを駆ければ、そこはもうイタリアンスポーツの世界。国産車では、逆立ちしたって味わうことのできない、血湧き肉躍る楽しさがあります。深紅のボディにタン革のレザーシート、ブラック&シルバーのメーターまわり、どれをとってもアルファの世界。ドイツやイギリスのクルマにはない、まさにラテンの魅力です。
壊れたっていいじゃないか!! アルファロメオとは、そういうクルマなのです。

「だからクルマはやめられない…」(2007.10.21)
アルファは無事に快復し、わが家の欧州車フリート(艦隊)は、仲良く揃い踏みとなりました。
それにしても、日本車と違って、やはり欧州車は気難しいものです。乗り手を選ぶ、とでも言うのでしょうか。相応の“愛情”を注いであげないと、またいつ“つむじ”を曲げるかわかりません。だからというわけではありませんが、最近はなるべく平等に、三台を使い分けるようにしています。そうしていると、あらためて、それぞれのクルマの違いというものが明確になるから面白い。個性を、これでもかと主張してくるのです。
まず、艦隊旗艦のジャガーXJ。全てのタッチが軽く、しなやかです。オートマチックのセレクターレバーを握った瞬間から、上質なウッドの温かみが伝わってきます。そして、レバーをDレンジに入れるまでの、ほんのわずかな操作の中にも、何ともいえない優しさを感じるのです。ウッドと革のステアリングは、どこまでもソフトで軽く、しかし正確な手応えを伝えてくれます。ああ、自分は何て豊かなクルマに乗っているんだろうという、幸福感を与えてくれるのが、まさにジャガーであり、貴族的な英国趣味の世界なのです。
次に、艦隊空母のベンツML。ジャガーとは対照的な、きわめて質実剛健な印象です。ステアリングを握り、高速の出入口などのカーブを、比較的ハイスピードで曲がっていくようなとき、その機械としての優秀さに、思わずため息が出てしまいます。それほど、安定して破綻が無い。一糸乱れぬ、ということばがふさわしい、高次元で調和した走りは、まさにメルセデスであり、ドイツ的な精密機械の世界なのです。
これに、ラテンの熱い血が流れるアルファとくれば、もう毎日が楽しくて仕方ありません。
クルマ道楽も、ここまでくれば“極まれり”。やみつきになるのも当然と、自分で自分を納得させています。

「上手い運転とはどういうものか」(2007.10.28)
クルマ好きには“飛ばし屋”が多い、というイメージがあるようですが、決してそんなことはありません。
私は、18歳で免許をとって四半世紀。学生時代にはレースもやっていましたが、免許の更新は必ず「優良」区分で、いわゆるゴールドなのです。年間3万キロ近く走ることもありますから、普通のドライバーの何倍もクルマに乗って移動していますが、つねに細心の注意を払い、機敏に運転しています。この“機敏”というのがキーワード。他のクルマや歩行者の動き、路面の状態などを総合的に判断して、自分のクルマの“未来位置”を、なるべく効率よく予測することが大切なのです。“無駄のない運転”と表現しても良いでしょう。
そのためには、クルマと一体になった感覚を身につけ、自分がクルマの目となり耳となります。そして、四輪のタイヤがどこにあり、どういうコースをトレースしていくのか、イメージしながら走ります。
こういう運転をしていると、交通取り締まりの発見も早くなります。“ネズミ捕り”の有無や“覆面パトカー”の存在などを、意外にたやすく察知できるのです。さらには、事故にあう危険性も少なくなります。
だからこそ、私はやっぱり“はやい”クルマがいい。パワフルなエンジンと高い運動性能、強力なブレーキは、安全運転に欠かせない要素です。それがなければ、いざというときにクルマを思い通りには操れません。たまにレンタカーなどで非力なクルマに乗ると、スピードが出ないだけに、かえって怖い思いをさせられます。
いま乗っているクルマたちは、そういう意味では頼りになります。ジャガーもメルセデスもアルファも、普段はいたってジェントルですが、必要とあらば豹変し、牙をむくことができるからです。
これらの三台は、いずれも時速200㎞以上で巡航でき、その速度域からのフルブレーキングでも、タイヤはスモークすらあげません。アクセルに力を込めたときに得られる胸のすくような加速と、悪条件でもビクともしない制動力は、いわば、お金で買える“安全”といっても過言ではないのです。
クルマの持つポテンシャルをフルに引き出して、なるべく早く危険を予知し、それを的確に回避するのが、本当の意味での“上手い運転”なのではないでしょうか。

*私の欧州車フリート三台のフォトは、「そして、さらに」のページ内に掲載しています。


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Powered by PukiWiki. Mode: Administration View: highcontrasted. Last-modified: 2011-03-02 (水) 22:57:17 (2397d) RSS